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大雨のあと地面から水が出ている…雨水?漏水?見分け方と対処法を解説

台風やゲリラ豪雨などの大雨が続いたあと、

「雨は止んだのに、庭の一部分だけずっと濡れている」
「駐車場の隅から水が出ているけど、雨水なのか漏水なのかわからない」
「晴れているのに、地面から水が湧いている」

このような状態になっていませんか?

大雨のあとに地面が濡れているからといって、必ずしも漏水とは限りません。地中に染み込んだ雨水が、時間をかけて排出されている場合もあります。

一方で、雨が止んでから時間が経っても水が出続けている場合や、周囲は乾いているのに一部分だけ濡れている場合は、地中に埋設された水道管から漏水している可能性もあります。

「大雨のせいだろう」と判断してそのままにしてしまうと、漏水の発見が遅れてしまうこともあります。

この記事では、ご家庭で確認できる「雨水」と「漏水」の見分け方や、水道メーターの確認方法、地中漏水が疑われる場合の対処法についてわかりやすく解説します。

大雨のあとに地面から水が出るのはなぜ?

大雨が降ると、大量の雨水が地面に染み込みます。
そのため、雨が止んだあともしばらくは、庭や駐車場、建物の周囲などから水が染み出してくることがあります。
特に、

・庭の土部分
・駐車場の端
・擁壁の近く
・排水溝の周辺
・周囲より地盤が低くなっている場所

などでは、雨水が残りやすくなります。
このような場合は、時間の経過とともに水が減り、地面も乾いていくことが一般的です。
しかし、水の出方や濡れている期間によっては、雨水ではなく「漏水」の可能性を考える必要があります。

雨水?漏水?見分ける5つのポイント

「雨水なのか、漏水なのかわからない」という場合は、次の5つのポイントを確認してみましょう。

1.雨が止んでから時間が経っても濡れている

大雨の翌日や数日後になっても、一部分だけずっと濡れている場合は注意が必要です。
周囲の地面は乾いているのに、特定の場所だけ湿った状態が続いている場合は、地下から継続的に水が出ている可能性があります。

2.晴れているのに水が湧き続けている

雨水であれば、通常は時間の経過とともに水の量が減っていきます。
晴天が続いているにもかかわらず、地面から水がじわじわと出続けている場合は、地中の給水管から漏水している可能性があります。

3.いつも同じ場所だけ濡れている

「庭のこの場所だけ濡れている」
「駐車場の一部分だけ、いつまで経っても乾かない」

このような場合も確認しておきたいポイントです。水道管は地中に埋設されているため、漏水箇所によっては決まった場所だけ地面が湿り続けることがあります。

4.水道メーターのパイロットが回っている

雨水と漏水を判断するうえで、ご家庭でも確認しやすい方法が「水道メーターのチェック」です。

家の中や屋外で水を使用していない状態にもかかわらず、水道メーターのパイロットが一定方向に回り続けている場合は、漏水している可能性があります。

詳しい確認方法は、このあとご紹介します。

5.水道の使用量・料金が増えている

生活スタイルや家族の人数が変わっていないのに、水道の使用量が以前より増えている場合も注意が必要です。
特に、
「いつもと同じように生活しているのに使用水量が増えた」
「水道料金が急に高くなった」
という場合は、目に見えない場所で漏水している可能性があります。

雨水と漏水の違いを簡単にチェック

雨水の可能性が高いケース

・大雨の直後だけ地面が濡れている
・時間の経過とともに水が減っている
・周辺も同じように濡れている
・水道メーターに異常がない

漏水の可能性があるケース

・晴れてからも水が出続けている
・何日経っても同じ場所だけ濡れている
・水道メーターのパイロットが回っている
・水道使用量が増えている
・水道料金が急に高くなった

ただし、これはあくまでも目安です。
地盤の状態や排水環境によって雨水が長期間残ることもあるため、見た目だけで漏水かどうかを断定することはできません。

自分でできる水道メーターの漏水チェック方法

「もしかして漏水?」と思ったら、水道メーターを確認してみましょう。

確認手順

1.家の中と屋外の蛇口をすべて閉めます。

2.洗濯機・食器洗い乾燥機・トイレなどが給水していないことを確認します。

3.敷地内にある水道メーターボックスを開けます。

4.水道メーターの「パイロット」を確認します。

水をまったく使用していない状態でもパイロットが一定方向に回り続けている場合は、メーターより建物側のどこかで漏水している可能性があります。

なお、パイロットが進んだり戻ったりと不規則な動きをしている場合は、配管内に空気が入っているなど、漏水以外の原因も考えられます。

判断が難しい場合は、水道局や専門業者へ相談しましょう。

大雨が原因で水道管が漏水することはある?

「大雨が降ったから水道管が破裂したのでは?」と思われる方もいるかもしれません。
しかし、大雨が降ったからといって、必ず水道管が破損するわけではありません。
一方で、大雨のあとに「それまで気付かなかった漏水が発覚する」ことはあります。
例えば、もともと老朽化した地中の給水管に小さな亀裂や劣化があった場合、地面の状態が変化したことで異変に気付きやすくなることがあります。

また、大雨のあとに地面が濡れていると、

「雨水だから、そのうち乾くだろう」と思ってしまい、漏水の発見が遅れてしまうケースも考えられます。雨が止んで晴天が続いても同じ場所だけ濡れている場合は、「雨のせい」と決めつけず、一度水道メーターを確認してみましょう。

地中漏水を放置するとどうなる?

地中で発生している漏水は、蛇口からの水漏れとは違い、目に見えないため発見が遅れやすいという特徴があります。

漏水をそのまま放置すると、

・水道使用量が増え、水道料金が高くなる
・地面が常に湿った状態になる
・建物の床下や基礎周辺に水が回る
・配管の損傷が広がる
・漏水箇所周辺の地盤に影響を与える
・結果的に修理範囲が大きくなる

といった問題につながる可能性があります。
「少し濡れているだけだから」と放置せず、異変が続いている場合は早めに原因を確認することが大切です。

漏水箇所が分からない場合はどうする?

水道メーターを確認して漏水の可能性があっても、「どこから漏れているのか分からない」というケースは少なくありません。

特に、

・庭などの地中
・駐車場のコンクリート下
・床下
・壁の中
・建物の基礎周辺

などを通っている配管は、目視だけで漏水箇所を特定することが難しくなります。

だからといって、漏水箇所を探すために広い範囲をむやみに掘削すると、工事範囲や費用が大きくなってしまう可能性があります。
このような「目に見えない漏水」の場所を特定するために、専門的な漏水調査が行われます。

トレーサーガス式漏水調査とは?

当社では、漏水箇所の状況に応じて「トレーサーガス式漏水調査」を行っています。
トレーサーガス式漏水調査は、配管内に検査用のガスを注入し、漏水箇所から漏れ出したガスを専用機器で検知することで、漏水している場所を絞り込む調査方法です。
従来の音を聞いて漏水箇所を探す方法では発見が難しいケースでも、トレーサーガスを使用することで調査できる場合があります。

特に、

・地中に埋まっている配管
・コンクリート下の配管
・漏水音が小さい場合
・周囲の騒音が大きい場所
・これまで調査しても漏水箇所が見つからなかった場合

などで活用されています。
漏水箇所をできるだけピンポイントで特定することで、必要以上に広い範囲を掘削することを避け、修理範囲を最小限に抑えることにもつながります。

大雨のあと、こんな症状があったらご相談ください

大雨のあとに地面が濡れているからといって、必ず漏水しているわけではありません。

しかし、

・晴れても同じ場所だけ濡れている
・地面から水が湧き続けている
・駐車場の一部分だけ乾かない
・水道メーターのパイロットが回っている
・水道使用量が増えている
・水道料金が急に高くなった

といった症状がある場合は、地中の給水管から漏水している可能性があります。

「雨水なのか漏水なのか分からない」
「漏水しているようだけど場所が分からない」
「他社で調査したけれど漏水箇所を特定できなかった」

このような場合も、お気軽にご相談ください。
当社では、神奈川県・東京都・埼玉県・千葉県を中心に、トレーサーガス式をはじめとした漏水調査・漏水修理に対応しています。

目に見えない地中の漏水も、できる限り漏水箇所を特定してから、状況に応じた修理方法をご提案いたします。

まとめ|「大雨のせい」と決めつけず、異変が続いたら確認を

大雨のあとに庭や駐車場から水が出ている場合、地中に溜まった雨水が染み出しているだけのケースもあります。

一方で、晴れてから時間が経っても水が出続けている場合や、一部分だけいつまでも濡れている場合は、地中漏水が隠れている可能性があります。

気になる場合は、まず水道をすべて止めた状態で、水道メーターのパイロットが回っていないか確認してみましょう。

漏水の可能性があるものの場所が分からない場合は、早めに専門業者へ相談することをおすすめします。

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